人生を思いのままにするアロマの活用術―香り部

天下人が愛した香り「蘭奢待」

2016年7月23日

Writer:kaoribu

信長、知ってますか? そう、織田信長のことです。   もちろん知ってますよね?   戦国時 […]

信長、知ってますか?
そう、織田信長のことです。

 

もちろん知ってますよね?

 

戦国時代に天下統一を目指した名将です。

 

そもそも天皇しか見ることが許されない宝物を倉から出し、

 

こともあろうか
天下一の名香と呼ばれる香木

「蘭奢待(らんじゃたい)」の一部を2片も切り取ったのです。

 

一つは天皇のために
もう一つは自分のためにと言って。
信長の暴挙のように言いましたが
実際はもっと紳士的だったとも言われています。

 

このことは
信長の蘭奢待切り取り事件
として有名です。

 

 

しかし私は信長のことよりも
この香木

 

「蘭奢待」

 

のことが気になります。

 

RanJyaTai_Shosoin
蘭奢待は、
聖武天皇の宝物のひとつで
奈良・東大寺の正倉院に収蔵されています。

 

「御物」で天皇家の私有物。

ある意味、「国宝」を超えるのです。

つまり、天皇以外は見ることすら許されない!
全長156cm、最大径43cm、重量11.6kgの木片で、かなり大きいです。

 

1996年の宮内庁正倉院事務所による
科学的な調査によると
香り成分は世界最高級の香木「伽羅」と同じであることがわかっています。

 

1200年以上は経っているのに
まだ香るんですねー!

 

くぅ~!嗅いでみたいっ!!!
正倉院の目録には
「黄熟香(おうじゅくこう)」という名で記されています。

 

蘭奢待というのは雅名で、
聖武天皇がつけたと言われています。

 

この「蘭奢待」という名には

 

東大寺

 

が隠されているんです。

 

「蘭」の中に「東」
「奢」の中に「大」
「待」の中に「寺」

 

おもしろいでしょう?
この香り、無性に気になりませんか?

 

信長だけでなく
足利義政も切り取り
明治天皇も切り取っています。
ほかにも切り取られた跡があり
少なくとも38か所は
切り取られているということです。

 

徳川家康もこの香りに夢中だったとか。
世界の歴史をみても
国の頂点に立つことを目指す人は
何かしら香りに惹かれています。
実に興味深いですね。

 

香りには
天下を取るチカラもあるのかもしれません。

 

 

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