牛フンからアイスクリームをつくる!?
2016年11月9日
Writer:kaoribu
今日は不思議な香りの成分をご紹介します。 人が香りを感じるのは その香りを形成している化合物を […]
今日は不思議な香りの成分をご紹介します。
人が香りを感じるのは
その香りを形成している化合物を
キャッチしているからです。
その香りの化合物というのは、
主に炭素C、水素H、酸素Oの
三つの元素が結合してできています。
その並び方や数によって
さまざまな香りをつくり出しているのです。
ちょっと難しい話ですみません(汗)
その香りをつくる化合物がまったく同じなのに
ごく微量だと
可憐なお花の香りになり
濃度が濃くなると
糞便の香り
…いわゆるウンチの匂い
になってしまう芳香成分があるんです。
その名も
「インドール」
驚きですね。
不思議ですよね。
こういった香りの研究で、
2007年にイグ・ノーベル賞を受賞した
日本人の研究者がいます。
山本麻由さんという方です。
その内容は、なんと!
牛糞から
「バニラの芳香成分バニリンを抽出する」
研究です。

そしてこの方
国立国際医療センター研究所 医療生態学研究部所属という
ホンモノです。マジです。
バニリンはバニラの香りの主成分で
香料としてアイスクリームやチョコレート、
タバコなどにも使用されます。
それを牛糞から抽出するという発想…。
恐れ入ります。
牛糞1グラムに水4ミリリットルを加え、
200度で60分間加熱すると、
1グラムあたり約50マイクログラム
(マイクロは100万分の1)
のバニリンが抽出できたそうです。
バニリンは樹木などの
木質成分「リグニン」からも生成できるため
馬や山羊などの草食動物の排泄物が使えるのでは!
と最初に考えたということ。
しかも凄いのが、なんと!
抽出コストは
バニラ豆を原材料にする方法と比べて
およそ半分だそうです!
バニラビーンズ高いですもんね。
でも、ウシの排泄物から抽出した
バニラの香りのアイスクリームは
食べてみたいような、ちょっと食べたくないような。。

受賞した山本さんは
「受賞は廃棄物の活用法を知ってもらえるよい機会」
として、イグ・ノーベル賞受賞を喜んだそうです!
ちなみにそのバニリンを使って
作ったアイスクリームが
イグ・ノーベル賞受賞者達を含む
審査員に振舞われたんだとか…
こうなると
食べてみたい気がするな(笑)
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